ばいたる道場で心がケアされるのはなぜ?
ばいたる道場とは、「エネルギーの本質を正しく理解して、正しく使えるようになったらいいね」ということをテーマにしている、しげさんによる講座です。
まぁ、エネルギーを使った施術をしているしげさんが、施術に使っているエネルギーについて、詳しく説明しちゃうぜ!的な講座だと思ってください。
しげさんは、治療院では自分が施術に使っているエネルギーを【生命力】とよんでいますが、生命力とは、中国でいうところの気、インドでいうところのプラーナ、ハワイでいうところのマナ、と同義のもので、これをヨーロッパなどの英語圏では【スピリッツ】という言葉で表しているもの。
っていうことは、魂とも同義ということになりますよね。
いずれにしても、ばいたるえなじ~では、これらのニュアンスを全部ひっくるめて【生命力】と呼んでいます。
ばいたる道場では治療院ばいたるえなじ~が施術に使っている【生命力】について深く学び、充実させ、使えるようにすることを目標にしているわけですが、それは単に、心身ともに健康でいよう、というだけではなく、人生そのものをより豊かにしていこう、ということになるのです。
中国の人はこのエネルギーを【氣】と呼んでいるといいました。
その【氣】と名付けたエネルギーの活用方法には、【気功】と【風水】があります。
つまり、【氣】というエネルギーは、【気功】のように心身を健康にするためだけではなく、【風水】のように人生そのものを豊かにするためにも、役立ってくれるものなのです。
しげさんはよく、『歴史の中で廃れることなく継承されているものって、うまく科学的な説明がつかなかったとしても、きっと意味や効果があるんだと思うよ』と言っていますが、【気功】や【風水】などがまさにそれ。
しげさん曰く、『科学ってさ、現象の説明だと思う。だからさ、ちゃんと現象があるのに、科学的な説明がつかないものって、非科学じゃなくて未科学だと思うんだ。だから、気功や風水だって非科学的なんかじゃないよ。だって現象があるんだもん』
それはともかく、今を遡ること3年。
そもそも、私はなぜばいたる道場に入門したのでしょう?
それは、何かあるとすぐにくよくよと落ち込んだり、人から言われたことや、新たに入手した情報の影響を受けて、ふらふらとブレてしまいがちな性格を変えたいと思ったから。
体を整えるというより、心を整えることに興味があったんです。
ばいたる道場東京4期生として、1年ちょっとに亘る講座を修了しただけでなく、アシスタントという立場もあって、今も後発の期のほとんどの講座に出させてもらっていますが…
もし、くよくよすることがあったとしても、すぐにフラットな状態に戻れるようになりましたし、他者からの影響を受けてふらふらとブレることもなくなりました。
そして何より、なんか気付いたら強くなっていた…と感じています。
だって、こんなに怪しい(と思われがちな)治療院のアシスタントを2年間やってますから。
我ながらなかなか強いと思います(笑)
でもね、ばいたる道場では、心とはこういうもの!とか、こういうときはこうしなさい!とか、心を整えるたった7つの方法!とか(笑)そんなことは一切やりません。
座学を通して生命力というエネルギーの本質について学び、施術などのワークを通して生命力というエネルギーを体感し、上手く扱えるようにすることが主な内容なんです。
それでどうやって心を整えるんだよ?と思われるかもしれません。
でも、エネルギーは「心」とほぼ同義。
つまり、エネルギーの本質を学ぶということは、心の本質を学ぶということなんです。
そして、エネルギーを上手く扱えるようになるということは、心ときちんと向き合えるようになるということなんです。
メンタルトレーニング系の本をたくさん読んでみても、なかなか変われなかった私が、ふと気付いたら変わっていたというのは、こういうことだったんですね。
しげさんはよくこんな話をします。
生命力が充分でない人の身体は、生命力の使い道に優先順位をつけて、優先順位の高いものから順にエネルギーを使っていくんだ。
第一優先は、生命活動の維持。
心臓を動かすとか、呼吸をするとか、食物を消化吸収するとか、つまり、身体は、エネルギーをまず命にかかわるところに使うってこと。
それって、命にかかわらないところは後回しにされてしまうってこと。
だって、エネルギーが足りないんだから仕方ない。
多少肌が荒れてても、髪の毛が傷んでいても、生命にはかかわらないでしょ?
そんな身体の都合で優先順位がつけられちゃうと、一番後回しにされてしまうのは心のケアなんだよね。
だから、まずは生命力をしっかり確保して、充実させて。
それを身体の隅々まで効率良く巡らせること。
そうすれば、生命力は、心のケアまできちんとしてくれる。
そうしたら、くよくよなんてしなくなる。
楽しいことしか考えなくなる。
小さな子供が一番の手本だよ。
そんなふうに、生命力(エネルギー)の本質についてきちんと理解し、その理解を以って充実させたり、上手に使えるようにしていったりすることで、体はもちろん、心もケアできるようになるということなんですね。
かなりマニアックかもしれませんが、色々なセミナーや講座とは違うアプローチで、自分の心と体と向き合っていく。
それがばいたる道場。
私は、そんなばいたる道場がなんだかとっても大好きなのです。