これでいいという思い込み
心と身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所
治療院『ばいたるえなじ~』しげです。
くみさんから、
「何回も言ってるだろ?たまにはブログ書けよ」
的なことを遠回しに言われまして。
もう少し丁寧な言葉遣いだった気もしますが、まぁ要約するとそんなようなことを言われまして、
「はい。わかりました」
と書いております。
この世で一番怖い生物はくみさんですから(笑)
さてさて。
いつも何気なくやっていることについて、
ふと、
「あれ?何でこうやってるんだろ?」
とか、
「何でこうしなかったんだろ?」
とか、
そんな風に思うことありませんか?
最近、そういうことが立て続けに二度ありました。
トレードマークのようになっているハゲ頭ですが、
これは、禿げているわけではなく剃っているだけです。
まぁ、それはどうでもいいのですが、
初めて剃ったのは2003年でして、
かれこれ22年ほどこのヘアースタイルを貫いております。
ヘアースタイルなのか、これ?(笑)
大抵は三日か四日おきに、
お風呂に入ったついでに5枚刃の剃刀で剃ってまして。
つむじを見てもわかるように、
髪の毛って、色々な方向に向かって生えてるんですよ。
なので、どんなにキレイに剃り上げたつもりでも、
順方向、つまり髪の毛を寝かす方向に剃った部分は、
逆方向に撫でてみるとジョリジョリして気持ち悪いわけです。
で、生えている方向と逆向きに仕上げ剃りをして整える、と。
いつも、鏡を見ながら、
頭頂部も側頭部も前から後ろに剃っていって、
全部剃り終えた後に、指先でジョリジョリするところを探しながら、
「あぁ、両利きでよかった」
とか言いながら、
ジョリジョリしなくなるまで丁寧に仕上げていました。
でも、ふと気付いたのですが、
自分の場合、
頭髪のほとんどは前から後ろに向いて生えていて、
左側頭部だけ、上から下に向いて生えてるじゃん?
髪の毛の生える方向は、もう完璧に把握してるんだから、
最初っからそれと逆向きに剃ればいいんじゃね?
というわけでやってみたところ、
仕上げ剃りがほとんどいらなくなりました。
かれこれ、2分近くの時短です。
仮に、長めに見積もって4日に一度剃ってたとして、
22年間で頭を剃った回数は2千回以上…。
ってことは4千分間、つまり66時間半も、
無駄な時間を費やしていたことになるじゃん…。
え?どうでもいい?
そりゃそうだ(笑)
もうひとつは、まじめに施術について。
うちの場合、
首はベッドに仰向けの状態で施術してます。
これは、起き上がった状態だと、
首に頭の重さが掛かってしまうので、
免荷というか、抜重というか、
首に頭の重さが作用しない姿勢で施術したいから。
そんな理由で、治療院を始めて以来11年間、
ず~っと仰向けで施術してきました。
で、またふと思ったわけです。
あれ?なんでうつ伏せじゃなくて仰向けでやってるんだろ?
そう思ってしまうと、居ても経っても居られない性分なので、
常連さんに実験台になってもらってやってみました。
結果、
ひとつの例外もなく、
うつ伏せの施術を受けてくれた人は口を揃えて
うつ伏せの方がいいじゃん! と大絶賛。
ってことで、11年振りに首の施術の態勢が変わりました。
まだ、うつ伏せの施術を受けてない人は、
是非受けてみてくださいませ。